PC-3000 Express、UDMAで
テクノロジカルモードで損傷したSSDを修復し、
データリカバリーを可能にするソフトウェア

PC-3000 SSDは、PC-3000 ExpressやPC-3000 UDMAのソフトウェア上で動作する、SSDの修復とデータリカバリーを行うプロフェッショナルソフトウェアです。

SSDの障害は、NANDメモリの物理ページをLBAに変換するテーブル損傷によるものがほとんどです。通常このような障害の場合は、LBAアクセスができないためソフトウェアでのデータリカバリーは不可となります。PC-3000 SSDでは、ファームウェアの書き換えやNANDメモリに記録されているサービスエリア情報から変換テーブルの再構築を行うことにより、SSDの機能を回復することが可能になります。

PC-3000 Express、UDMAユーザーであれば、いつでもアップグレード可能。

PC-3000 SSDは、全般的な診断を行うユニバーサルユーティリティとテクノロジカルモードで診断する専用ユーティリティで構成されています。

ユニバーサルユーティリティ

PC-3000 SSDには、SSDを診断するための機能があります。

• SSDの全般的な性能チェック
• リード／ライト、ベリファイテスト
• P-page, G-pageの表示
• S.M.A.R.T.パラメータの表示
• SSDパラメータ情報の表示と変更
• SSDイメージの保存、保存イメージのドライブ書き込み
• セクタエディタによる、指定したセクタの表示と編集

専用ユーティリティ

PC-3000 SSDには、さまざまなベンダーやアーキテクチャ、およびSSDファミリーに使用する専用ユーティリティが含まれています。

• テクノロジカルモードでのSSD診断
• SSDサービスエリアのチェックとリカバリー
• フラッシュロムの読み取り／書き込み
• サービス情報アクセスプログラム（LDR）のロード
• ディフェクトログ（P-page, G-page）の表示
• ローレベルフォーマット実行で発見した欠陥の非表示
• メモリチップを取り外すことなくチップアクセス
• 破損したメモリチップの特定
• データにアクセスするため、トランスレータをエミュレート
• バックグラウンドプロセスをオフにしてデータ破損を防止
• SSDパラメータ情報の表示と変更
• ログとS.M.A.R.T.パラメータのリセット
• SSDパスワードの表示とリセット
• Data Extractorとの連携

専用ユーティリティでSSDを詳細に診断し、ドライブのマイクロコードを書き換え、メモリチップに直接アクセスし、ローレベルフォーマットを実行して損傷したセルをブロックし、それらのアドレスを欠陥テーブルに格納したりできます。

PC-3000 SSDがあれば、SSDの論理障害や物理障害、またはその両方に起因する問題を含めて、さまざまなタイプのデータリカバリーに対応できます。

PC-3000 SSDの仕様

スペック

対応処理モード

UDMA、PIO、ターミナル

サポートSSD

32GB～2TB（SATA、PATA、mSATA、およびM.2 (NGFF) ）

動作要件

対応ハードウェア

PC-3000 Express、PC-3000 UDMA

対応ソフトウェア

Data Extractor Express（RAID Edition）
Data Extractor UDMA（RAID Edition）