ついにSeagate F3 Rosewoodドライブのロック解除ができるようになりました。
PC-3000およびDEの英語版、日本語版、および中国版ソフトウェアの更新版がリリースされました。
- PC-3000 Express/UDMA-E/Portableバージョン6.3.12
- Data Extractorバージョン5.6.8
ACE Labは、待ち望まれていたロックがかかったSeagate F3 Rosewood HDDからデータをリカバリするという緊急の課題に対するソリューションを開発しました。新しい更新版は、Rosewoodファミリィドライブで作業をするすべての人にとって大きなブレークスルーになります!
Rosewoodドライブのロック解除プロセスの詳細については、当社のPC-3000 Support Blogをご覧ください。
主な機能向上:
Seagate F3
- HDD(Rosewoodドライブを含む)向けのTech Mode Unlockを追加しました。
- ターミナル経由でローダをアップロードする能力を追加しました。
WD Marvell, Hitachi-IBM-Arm
- ビデオレコーダーのHDD向けに新しく”技術モードアクセスのロック解除(Unlock techno mode access)”を追加しました。
Data Extractor
- 破損したXFSおよびHFS+ファイルシステム向けの解析アルゴリズムを大幅に改善しました。
- “RAWリカバリ(RAW recovery)”モードでマップのスキャンを中止した状態で続行できるようになりました。
- ディレクトリマップの構築およびファイル保存操作のアルゴリズムを強化しました。
機能向上の詳細リスト:
PC-3000 Express、UDMA-E、Portable
Seagate F3
- “ユーティリティステータス(Utility status)”ダイアログボックスを改善しました。HDDパラメータの自動スキャンはオフになります。
- SAの物理セクタサイズの自動検出手順を改善しました。
- 次のHDDファミリィのサポートを追加しました:Pharaoh_Oasis、M10TDP、V9、Rosewood(8C)、Rosewood(A5)
- Tech Mode Unlock手順を改善しました。署名済みのマイクロプログラム(Rosewoodを含む)を伴うすべてのファミリィドライブで動作するようになりました。
- RosewoodファミリィドライブのROM読み取り-書き込み手順をリマスターしました。ROMのサイズと書き込み手順の種類を手動で設定できるようになりました。
- RosewoodファミリィグループにROM読み取り-書き込み手順を追加しました。データ転送プロトコルYModem
- ROM読み取り-書き込み手順の読み込み速度を速めました。
- 新しいPC-USB Terminal IIIアダプタ向けに、新ターミナル周波数(3Mbaudおよび6Mbaud)のサポートを追加しました。
- Sys Filesリストの初期化子を新しいアーキテクチャに書き換えました。
- T>yレポートからSys Filesのリストを初期化する可能性を追加しました。
- ターミナル経由でローダをアップロードする能力を追加しました。
- “Tech Mode Unlocking Preparation, (Patch)”(これまでは”Grenada Tech Unlock Prepare”と呼んでいました)を適用または削除する可能性を追加しました。
Hitachi IBM-ARM
- すべてのHDDで512 KBのROMサイズを読み取れるようになりました。ユーティリティは、以前保存したリソースに関しては256 KB、新しく保存したリソースに関しては512 KBを書き込みます。
- ブロックの数が増えます。ブロック0、1はNV-RAMのアクティブ構成、ブロック2~4はログ、ブロック5はE2CHとなります(FWのバージョンにより、一部のブロックはドライブでサポートされません)。
- “Unlock techno mode access”のロック解除機能を追加しました(通常はDVRからのHDD向け)。このモードは、ユーティリティのスタートメニューにあります。
WD Marvell
- モジュール02に’ロックされたHDD(locked HDD)’フラグを設定する際のHDD向けの”Unlock techno mode access”のロック解除機能を追加しました(通常はDVRからのHDD向け)。このモードは、”サービス情報(Service information)”メニューおよびエントリダイアログ(”HDD”ボタンのコンテキストメニュー)にあります。
Samsung
- 欠陥エディタに”Addition the defects from S-LIST”メニューを追加しました。
- 欠陥を保存する際のS-LISTモジュールの上書き警告アラートを追加しました。
USB Toshiba
- Data Extractorでタスク作成エラーを引き起こしていたバグを修正しました。
Data Extractor
- XFS:破損したメタデータを解析するアルゴリズムを修正しました。
- HFS+:極端に断片化されたネイティブFSのファイル生成手順を強化しました。
- カタログのマップ作成およびファイル保存で使用するカタログ回避アルゴリズムを最適化しました。
- “RAWリカバリ(RAW recovery)”モード:マップによる中断された検索を継続する能力を追加しました。
- マップによる検索をリマスターしました(これまでは、マップの範囲外まで検索することがありました)。
Data Extractor RAID Edition
- MDADM 1.xメタデータによる構成自動検出を改善しました。
- RAIDメンバーにFile画像を追加する際の問題を修正しました。
PC-3000 JAPANサポートチーム