PC-3000 Express、PC-3000 UDMA、PC-3000 Portable、PC-3000 SAS Professional Systemsの英語バージョンおよび日本語バージョンがリリースされました。
主な変更:
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- WD USBドライブの暗号化解除がソフトウェアでできるようになりました。
- Western Digital、SamsungおよびHitachi-IBM-ARMの新しいドライブファミリィ向けのサポートを追加しました。
PC-3000 ExpressおよびPC-3000 UDMA-E向けの新しいドライブを追加しました。
- Seagate F3の欠陥を非表示にするアルゴリズムを改善しました。
- 読み取り/書き込みテストの読み取り/書き込み速度が最大10%向上しました。
- Western Digital HDDのROMとの動作を改善しました。
- 最新のWDドライブ向けのローダーとして5Cモジュール読み込み機能を追加しました。
- 非標準的なセクタサイズのSCSI/SASドライブをOSにプラグインできるようになりました。
Universal utility
- エクスプレス・テストのスタートエラーを修正しました。
- 読み取り/書き込みテストの読み取り/書き込み速度が最大10%向上しました。
Win Disk Utility
- ユーティリティの終了およびドライブのスイッチオフに関するエラーを修正しました。
- 非標準的なセクタサイズのSCSI/SASドライブをOSにプラグインできるようになりました。
PC-3000 kernel
- 多くのプラグイン・エラーを修正しました。
- PC-3000 ExpressおよびPC-3000 UDMA-Eキットのプロファイル消去エラーを修正しました。
- PC-3000 ExpressおよびPC-3000 UDMA-E向けの新しいドライブを追加しました。
- プロファイルリストのストレージをPC-3000の他の設定から切り離しました。
- PC-3000 ExpressおよびPC-3000 UDMA-Eについて、UDMA-66がサポートされていない
- SATA HDDの読み取り速度が最大20%まで向上しました。
WD Marvell
- USBドライブの暗号化解除がソフトウェアでできるようになりました。
- USB/COMユーティリティの入力メソッドを変更しました。
- PC-3000アダプタが電源ではないドライブのBoot ROM書き込みモードを改善しました。
- 10ヘッドドライブのサポートを追加しました。
- システムコントローラのローダー(Boot ROM)のターミナル経由との動作を追加しました。
- ドライブファミリィのRembrandt、Barbados、Big Bear、Shrek LTのサポートを追加しました。
- CP-01ファイルおよびリソースバックアップ時のレポート機能を追加しました。
- G-Listエラーを修正しました(これまでは、P-listを読み取れない場合、欠陥リストを欠陥リストのレポートモードで読み取ることができませんでした)。
- ROYLドライブのABA読み取りアルゴリズムを変更しました。読み取りできないセクタのあるモジュールは.err拡張子で保存されるようになりました。
- RAMモードのDir読み込みを追加しました。ローダーのないABAおよびCHSでは動作しなかったドライブに関して、IDによるSAアクセスが可能となりました。
- 最新のWDドライブ向けのローダーとして5Cモジュール読み込み機能を追加しました。
- TrailsおよびTresselsドライブファミリィのLDRモードを改善しました。
WD Caviar Cyl32
- PC-3000 Portable向けの新しいオプションを追加しました(P-ListおよびG-Listのクリア、G-ListのP-Listへの移動、トランスレータの無効)。
Seagate F3
- 欠陥を非表示にするアルゴリズムを改善しました。
- Lombardドライブファミリィ向けの4k LBA->PCHS変換機能を追加しました。
Samsung
- TrinityドライブのROM書き込みアルゴリズムを改善しました。
- F2ファミリィのRAMのヘッドマップ変更機能を改善しました。
- M9Tドライブファミリィのサポートを追加しました。
- TrinityドライブのRead Retry Countの制御可能性を追加しました。
- 物理スキャン時の不良セクタにおける”無効なパラメータの種類(Invalid Parameter Type)”エラーを修正しました。
- ユーティリティの初期化の際にまれに発生する”アクセス違反(Access Violation)”エラーを修正しました。
Hitachi IBM
- DRD+DSC+DRQ+ERRエラー状態におけるユーティリティ入力処理機能を追加しました。
Hitachi-IBM-ARM
- SA構造のテストレポートにRDMTエラー分析を追加しました。
- “G-Listのクリア(Clear G-List)”のRAMにおけるG-List(RDMT)エラーフラグ、”欠陥をG-ListからP-Listに移動する(Move defects from G-List to P-List)”および”Format”コマンドを追加しました。
- DE向けのユーティリティ・アクションであるハードリセット(Hard Reset)、RAMの自動再割り当ての解除(Remove Auto-reassign in RAM)および先読みの無効(Disable Look Ahead)を追加しました。
- RDMTエディタおよびP-Listの欠陥の非表示(G-Listによる)を追加しました。
- 次の新しいドライブファミリィのサポートを追加しました。HUA7220CL、HUA7230AL、HUA7220AL、HUS7240AL、5410A9、7210A9、7250A7。
PC-3000 SAS
- PC-3000 SASに次の機能を追加しました。
- Drive ID ATA
- S.M.A.R.T.
- 設定機能
- Max LBAの設定
- ATA Security
- SATAドライブ向けのCOMターミナのサポート
Data Extractor
- WD MarvellアクティブユーティリティAPI経由のデータのオンザフライ暗号化解除を追加しました(タスクパラメータ・ウィンドウの”読み取りコマンド(Command to read)”タブに)。
- 凡例に”ユーティリティ経由で読み取る(read via utility)”という新しいステータスを追加しました。
- 仮想マシンのファイルシステムで動作する可能性を追加しました(Explorerモードのコンテキストメニュー”スナップショットドライブの追加(Add Snapshot Drive)”経由)。
- PCの内部ドライブとの動作メカニズムを、ファイルストリームから、セクタのエラーを示すことができるSPTIインターフェースに変更しました。
- “範囲の一覧(List of ranges)”マップの種類を大幅に改善しました(自動保存および速度。バイナリマップの種類よりも動作が早くなりました)。
- 既定のセクタサイズが512バイト以外でもシステムにドライブを組み込むことができる新しい機能を追加しました。
- PC-3000 ExpressおよびPC-3000 UDMA-Eに関して、UDMA-66モードをサポートしていないドライブの読み取り速度が20%速くなりました。
- ファイルシステムと動作する新しい可能性:XFS、HFS+、ReiserFS、VMFSファイルシステムで、FATとNTFSの完全なメタデータマップおよび”MetaData”ノードのマップを形成する;物理的なセクタサイズが論理的なセクタサイズと異なる場合にXFSファイルシステムを開く。
- NTFSファイルシステム:”パーティション分析(Partition Analysis)”、”MFT構造の検索(Searching of MFT structures)”のMFT Extendsの処理における変更
- NTFSファイルシステム:MFTファイル構造オブジェクトの処理における変更(”パーティション分析(Partition Analysis)”、”MFT構造の検索(Searching of MFT structures)”、”検出された構造の分析(Analysis of found structures)”)。これまでは、仮想パーティションを作成できず、検出された構造が”Recycle bin”フォルダに移動することがありました。
- FATファイルシステム:メタデータ(Boot、FAT Tables、FAT Foldersなどを含む)マップを作成する新しい機能をしました。
- NTFSファイルシステム:メタデータ(MFT Tables、MFT Mirror、$Bitmap、$Boot、$Volume、$Secureなどを含む)マップを作成する新しい機能を追加しました。
- インターフェースの一部改善:オブジェクトモードのマップの詳細な情報、ドライブのExplorerタブとは別のRAWリカバリ結果を伴うタブ(これまでのバージョンでは、それぞれの結果は開始点からしか開けませんでした)など
- いくつかのバグの修正:FAT構造の解析時の”メモリ不足(Out of memory)”エラー、トルコ語でタスクを作成する際のエラーなど
【PC-3000 JAPAN 限定 日本語バージョン】
現在、PC-3000 JAPAN正規品ユーザーへは日本語版のリリースを行っています。PC-3000においては全ユーティリティの日本語化、DEにおいてはNASなどのマルチエンコードプラットフォームの解析時においてエクスプローラ上でエンコード変換が可能となります。英語版/日本語版双方インストールおよびアクチベーションが可能になりますので、ご希望の方は遠慮なくお問い合わせください。
PC-3000 JAPAN正規品をご利用のユーザー、およびPC-3000 Express System、PC-3000 System、PC-3000 Portable Systemテクニカルサポートユーザーは、アップデートボックスからダウンロードする事で新バージョンを今すぐ利用できます。
PC-3000 JAPAN サポートチーム